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皆さんこんにちは!
田鍋建装、更新担当の中西です。
~変遷~
軽量鉄骨(LGS=軽天)で下地を組み、石こうボードで面をつくる——。
内装の乾式工法は、この半世紀で「速い・軽い」から**“高性能×高精度×短工期”へと進化してきました。
ここでは、現場目線で材料・法規・施工管理・デジタル化**の変遷をざっと俯瞰します。
背景:高度成長でオフィス・商業施設が大量供給。工期短縮と軽量化が最優先。
技術:木下地+ラス・左官から、軽量鉄骨下地+石こうボードへ置き換えが進む。
価値基準:スピードとコスト。仕上げは熟練の勘頼み、記録文化はまだ希薄。
法規・性能:新耐震以降、耐震・耐火・遮音の要求が明確化。
材料:スタッド・ランナー、野縁・吊りボルトなど部材の規格化が進行。耐火認定仕様の普及。
施工:2重壁・浮き天井などディテールが定型化し、ビスの種類・ピッチ・下地ピッチが“ルール化”。
管理:墨出し器・レベル基準で通り・水平を管理する文化が根づく。
シックハウス対応:ホルムアルデヒド対策材、**F☆☆☆☆**の採用が標準に。
用途別ボード:耐水・耐衝撃・吸音・表面硬化など機能別石こうボードが拡充。
建築の変化:テナント入替が多いビルで可変間仕切り・モジュール寸法が重視。
現場:ガス式ピン打ち・軽量工具の普及で生産性が向上。安全対策も強化。
天井脱落対策:大空間のクリアランス・ブレース・クリップなどディテールが精緻化。
遮音・断熱の高度化:二重下地・浮き床併用、ランナーパッキンや制振材でD値/音環境の設計。
デジタル:BIM→施工図の連携が始まり、干渉チェックやスリーブ・インサート位置を事前確定。
品質管理:目地割れ・目違い対策として目地計画・温湿度管理・下地剛性が“型”になる。
省人・省力:プレカットLGS・ユニット天井・プレウォールで現場工数を削減。
BIM to Field:レーザー墨出し+タブレットで位置情報を共有、写真台帳アプリで検査を可視化。
環境:リサイクル石こう・低炭素電炉鋼材、粉じん対策・静音工具が評価対象に。
安全:高所作業の墜落・挟まれ・粉じんを前提にした標準教育とKY(危険予知)が常態化。
下地:LGSのモジュール化で曲面・大型開口も安定施工。耐震クリップ・ブレースの選定が肝。
天井:直天井/吊り天井/二重天井を使い分け、設備点検性や遮音を両立。
ボード:標準・耐水・耐火・吸音・表面硬化・曲げ用など用途別に細分化。
目地・仕上げ:目地割付→下地補強→パテ3工程が基本。温湿度と乾燥管理で割れ・膨れを防ぐ。
遮音:二重下地+空気層+吸音材+隙間止めで実力値を出す。電気・設備貫通部の封止が効果の決め手。
短工期×高精度:引渡日固定のなかで通り・面精度を担保。
性能の“証拠”:耐火・遮音など仕様通りを写真・検査記録で可視化。
可変性:テナント入替に合わせた解体・再組立のしやすさ。
安全・コンプラ:高所・粉じん・騒音の管理、近隣配慮。
サステナ:残材最小化・石こうリサイクル・低VOCの調達。
ミリ単位の通りが出た瞬間の快感。長い廊下の天井が一直線に決まる気持ちよさ。
図面どおりに“干渉ゼロ”で納め切る段取り力が評価される誇り。
遮音・耐火の試験値が想定どおり立ち上がり、数字で貢献を示せる手応え。
短工期を安全に完走し、引渡し当日に仕上げが映える達成感。
計画
仕上げ・設備・防火区画を一枚の施工図で整合/搬入経路・仮置き計画。
ランナーの連結・下地補強・開口補強の有無を事前確定。
施工
墨出し→アンカー→LGS組立→面材の順で検査ポイントをはさむ。
ボード張りは目地ずらし・端部下地・ビス沈み深さを統一。
貫通部の封止(耐火・遮音)とクリアランスの確保。
仕上げ前
面のうねり・目違いの是正、ジョイントの乾燥確認。
写真台帳(下地・断熱・貫通部・クリアランス)を保存。
DFMA/プレファブ:工場で精度を出し、現場は組み立てと品質確認に特化。
BIM連携の深化:IFC→切断リスト→現場配置まで自動化、穴あけレスの設計へ。
ロボット/自動化:自動ビス打ち・材料搬送、粉じんの吸引一体化。
循環型資材:再生石こう・再生鋼材の主流化、残材ゼロ設計。
性能の即時検証:現場での遮音・気密・水平精度のその場測定とデータ引渡し。
湿式から乾式へ——そして性能×生産性×データで競う時代へ。
標準ディテールを守り、段取りで当て、記録で証明する。
この再現性こそが、軽天ボード工事の“変わらない強み”であり、
次の指名と、現場のやりがいを生み続ける源泉です。🧰✨
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