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皆さんこんにちは!
田鍋建装、更新担当の中西です。
当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、軽天ボード工事が実際にどのように進んでいくのか、「現場での1日」の流れに沿ってご紹介していきます。
軽天工事と聞くと、図面通りに鉄骨を組み立てていく――というイメージを持たれるかもしれませんが、実はその作業の裏には、綿密な段取りとチームワーク、そして現場経験に裏打ちされた“流れ”があります。
作業は、現場に集合してから始まります。
まずは朝礼やミーティングで、その日の作業内容や注意点、安全に関する確認を行います。
今日の作業範囲と担当者の確認
使用する材料や工具の確認
現場内の危険箇所や注意事項の共有
これらをしっかり行うことで、事故を防ぎ、効率的に作業を進めることができるんです。
午前中は、軽天工事の“土台”ともいえる工程が中心となります。
これは、床や天井に「ここに骨組みを設置します」という印(墨)をつける作業。
建物の設計図に基づいて、ミリ単位で正確にラインを引いていきます。ここでの精度が、後の全工程に影響してくるため、非常に重要な作業です。
軽量鉄骨(LGS)やその他必要な部材・金物を現場に搬入し、作業場所ごとに整理整頓します。
このとき、サイズごとに分けたり、使用順に並べておくと、後の作業がぐっとスムーズになります。
材料を広げる前には、現場の床面を掃除して、滑りやすい場所や障害物を取り除いておきます。
また、作業中に人や資材が交差しないよう動線を考えるのも職人の工夫のひとつです。
正午前後になると、いったん作業をストップして昼休憩に入ります。
現場の仲間たちと談笑しながらお弁当を食べたり、車で仮眠をとったりすることで、身体も頭もリセットされます。
この休憩時間が、実は現場の雰囲気づくりにも一役買っているんです。
仲間との何気ない会話が、午後からの連携プレーにもつながっていきます。
午後からはいよいよ本格的に、壁や天井の骨組みを立ち上げていく工程へと入ります。
まず、床と天井に「ランナー」と呼ばれるレール状の部材を設置し、そこに「スタッド」という縦の支柱を差し込んで固定していきます。
この作業は、図面に忠実であることはもちろん、寸法や水平・垂直の確認も重要。
専用のレーザー墨出し器や水準器を使って、精度の高い組み立てを目指します。
壁に開ける扉や窓の開口部、配管や電線が通るスペースなども、この段階で調整します。
設計上の“抜け”がないかを確認しつつ、現場に合わせて柔軟に対応する力が求められます。
作業の終わりには、その日の進捗を確認し、必要に応じて微調整や補強を行います。
「見えないところこそ丁寧に」をモットーに、仕上がりにムラがないかを目で確かめながら調整します。
最後は、作業で出たゴミや余った材料を片付け、翌日の作業に向けて整理整頓と清掃を行います。
安全で気持ちの良い現場を保つことも、職人にとっての大切な仕事のひとつです。
軽天工事は、見た目以上に緻密で計画的な作業です。
一つひとつの工程をしっかり押さえながら、職人同士が声をかけ合って連携すること。
それが、短期間でも高品質な施工を実現する秘訣なんです。
次回は、「軽天工事が選ばれる理由とそのメリット」について、分かりやすくお伝えしていきます。
ぜひ引き続きご覧ください。ありがとうございました!
田鍋建装は、京都府南丹市を拠点に近畿地方一円で軽天ボード工事を専門に行い、見えない骨組みから仕上げまで高品質・安全・スピーディに提供しています。
本シリーズを通じて、現場で役立つノウハウをぜひご活用ください。
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